トランスファープレス加工技術

トランスファー加工はコイル材から丸く打ち抜かれた素材（ブランク）をトランスファーユニットと呼ばれる装置で、製品を次工程へ搬送して加工を進めて行きます。この加工は材料歩留りと深絞り製品の加工性において非常に有効です。製品を単体で搬送することができるので、搬送途中で製品を反転させてサイドピアス・サイドトリミングなどの加工も容易にできます。

当社ではソレノイドバルブのコアチューブをトランスファープレスで生産しています。
この製品はステンレスで絞り深さは３５ｍｍ、逆絞りのある多段絞り形状で、トランスファープレスでなければ生産できません。