先輩の声#1 中澤　崚

既に入社していた野球部の先輩に薦められて決断
自分が作った製品を使った自動車を見掛けると誇らしい気持ちになります

当時、高校生だった私に就職担当の先生が紹介してくださったのが当社です。会社の業務内容などを知り、強い興味を抱きましたが、自分にとって大事な就職先でもありますし、先生の薦めというだけで決めるわけにもいかず迷っていました。

その時、助言を仰いだのが部活動の先輩です。私は中学生の時から野球部に所属し、高校に入ってからも部活を続けていました。その部活動で私にいろいろ指導をしてくださった先輩の一人が、当社で働いていることを知り、私は会社のことを先輩にストレートに聞いてみることにしたのです。先輩は真摯に私の話に耳を傾けて、少し考えてから次のように答えて下さいました。「良い会社だと思うから、応募してみたらいいんじゃないかな」。そう薦めてもらい私は心を決めました。

あの時、実際に働いている先輩の声が直接聞けたのは自分にとっては大きかったですね。やはり言葉の重みが違うと感じました。

職場の様⼦ややりがいは？

私が所属しているのはプレス・フォーミンググループです。ここでは、材料となる鉄を型の中に入れて自動車部品などを造っています。仕事をしていく上で覚えることも非常に多く、決して簡単なものではありません。ですが、とても大きなやりがいを感じています。街に出て、私が製品造りを担当している自動車が走っているのを見かけたりすると、ちょっと誇らしい気持ちにもなりますし、自分の仕事が世の中で実際に役立っているんだな、と強く感じられることが嬉しいです。

職場では、様々な世代の方が働いていますが雰囲気はとても良いです。皆、和気あいあいとして仲が良いですね。私の父親よりも年上の上司から、ご自身のお子様のことについて相談されることもあります。世代を越えた交流が持てるのも、当社で働くメリットのひとつだと思います。
また、たまに会った学生時代の友人たちとお互いの職場について話す機会があるのですが、職場環境で悩んでいる人も多いんです。そんな時、自分が本当に恵まれているということを実感します。

私が入社してから3年が過ぎ、去年からは職場で後輩を持つ立場となりました。私自身もまだまだ未熟ですが、これからも努力を怠らず、先輩方と知識の共有を積極的に図りながら仕事と向き合っていきたいと思っています。